水戸市に建設中の「NRE水戸太陽光発電所」
(出所:シュナイダーエレクトリック)
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 フランスの重電大手の日本法人であるシュナイダーエレクトリック(東京都港区)と、独立系再生可能エネルギー開発事業者である日本再生可能エネルギー(東京都港区、以下NRE)は11月1日、NREが新たに稼働する出力36MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「NRE水戸太陽光発電所」の商業運転開始にあたり、太陽光発電に関する包括的な技術提携を結んだと発表した。

 水戸市に建設中の「NRE水戸太陽光発電所」は、現在NREの手掛ける発電所の中で最大規模の案件となる。ゴルフ場だった42haの敷地に建設し、年間4万3420MWhの発電量を見込んでいる。これは8713世帯の電力消費量に相当する。

 今後、NREの建設する17カ所の太陽光発電プロジェクトにシュナイダーエレクトリック製のコンテナ型変電システム「PV-BOX」を導入する。17カ所のうち、10カ所はすでに建設中となっている。NREは、すでに「PV-BOX」を5つの発電所(合計容量105MW)に設置済みという。

 PV-BOXは、太陽光発電に必要な変電機器を一つのコンテナに集約することにより、工期の短縮とコスト削減に貢献でき、保守性も向上するという。

 NREは、これまでに国内9つの県に合計510MWのメガソーラーを展開している。同社は、これら510MWの電気系統O&M(運営・保守)サービスに関しても、シュナイダーエレクトリックと提携した。シュナイダーエレクトリックは、NREのオフィスに20人の専門家を配置し、パワーコンディショナー(PCS)に加え、変圧器、高圧配電盤、集電箱、接続箱、監視制御システムなどの予防保全、事後保守に関して、24時間体制の管理サービスを提供する。