オランダNXP Semiconductors社は、ARM Cortex-Mコアベースのマイコンの新たな開発環境「MCUXpresso Software and Tools」を発表した(日本語ニュースリリース)。旧FreesclaeのCortex-Mマイコン「Kinetis」と元々NXPのCortex-Mマイコン「LPC」の両方の開発に使える。

 同社は、KinetisとLPCを当面並行して販売・サポートすることを表明しているが、開発環境の一元化は早期に実施したいとしていた(日経テクノロジーオンライン関連記事)。MCUXpressoは3つの要素からなる。「MCUXpresso IDE」、「MCUXpresso SDK」、「MCUXpresso Config Tools」である(図1)。

両社のIDEをいいとこ取り

図2●MCUXpresso IDEの構成 NXPの図。
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 MCUXpresso IDEは、NXP系の「LPCXpresso IDE」と旧Freecale系の「Kinetis Design Studio IDE」の優れた機能を組み合わせて開発したという。エディット、コンパイル、デバッグなどの基本機能に加えて、MCU別のデバッグビュー、コードトレース、プロファイリング、マルチコアデバッグなどの機能を提供する(図2)。

 Freedom、Tower、LPCXpressoボードや、顧客やパートナーのハードウエアプラットフォームをサポートするためのデバッグ接続機能を備えている。無償版と低価格のプロフェッショナルエディションも用意する。MCUXpresso IDEの供給開始は2017年3月の予定である。

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