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停電を経験した太陽光ユーザー、43%が「蓄電池の設置も勧めたい」

2018/10/31 06:10
工藤宗介=技術ライター、金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 次世代エネルギー業界の調査・広報などを行う「タイナビ総研」を運営するグッドフェローズ(東京都品川区)は10月29日、自宅に太陽光発電システムを設置するユーザーを対象とした「太陽光発電と停電に関するアンケート調査」の結果を発表した。

 それによると、回答者の41.1%が太陽光発電の設置後に「停電を経験した」と回答し、うち55.2%が「停電時に太陽光発電があって便利と感じた」と回答した。また、停電経験者のうち43.1%が「停電時に太陽光発電の電気を利用した」と回答した。

 停電時の太陽光発電の利用用途で最も多かったのは「携帯電話・スマートフォン・Wi-Fiの充電」の38.7%。次いで「冷蔵庫・炊飯器・電子レンジなどの電源」が19.3%、「その他各種予備バッテリーの充電」が9.6%、「給湯器(風呂など)の電源」が6.4%、「ランタン・LEDライトの充電」が6.4%、「防災ラジオの充電」が3.2%だった。

 停電経験者のうち「停電時に太陽光発電を非常用電源として利用する操作方法を知らなかった」と答えた人は29.3%を占めた。また、「太陽光発電を非常用電源として利用する認識がなかった」、「延長コードなどの準備が不足しており十分な恩恵を受けられなかった」、「停電時でも家中の電気を利用できると勘違いしていた」との回答もあった。

 このほかにも、停電を経験した人のうち蓄電池を保有している人は10.3%にとどまり「蓄電池がないため夜間の使用ができず不便だった」という声もあった。「停電・災害対策として太陽光発電・蓄電池の設置を勧めたい」と回答した人は、停電経験者では43.1%を占め、停電未経験者の22.9%と比べて20ポイント以上多かった。

 インターネットによるアンケート調査で、有効回答数は141人。調査期間は10月12日~19日。

停電・災害対策で太陽光発電・蓄電池の設置を勧めたいか
(出所:グッドフェローズ)
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