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エルピクセルが30億調達、オリンパスや富士フイルムから

医療画像診断支援技術の開発を加速

2018/10/30 11:00
近藤 寿成=スプール
2018国際医用画像総合展(ITEM 2018)でのエルピクセルの展示ブース
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 デジタルヘルスベンチャーのエルピクセルは、第三者割当増資による総額約30億円の資金調達を実施した。第三者割当増資の引受先となったのは、オリンパス、CYBERDYNE、テクマトリックス、富士フイルムに加え、ベンチャーキャピタルのSBIインベストメント、CEJキャピタル(CYBERDYNEの子会社)、ジャフコである。

 今回の資金調達を受けて、人工知能(AI)を活用した医療画像診断支援技術「EIRL(エイル)」を中心とする画像診断支援・画像解析ソフトウエアの開発を加速する(関連記事)。さらに、国内外での市場開拓や販路構築、これらに伴う組織体制の強化などを進めていく。

 エルピクセルは、ライフサイエンス領域の画像解析ソフトウエア・システムに強みを持つ東京大学発のベンチャー企業。CTやMRI、内視鏡などの医療機器の高度化に伴い、医療現場で取り扱う医療画像のデータ量が急増する昨今にあって、AIを活用した医療画像診断支援技術の研究開発に注力している。

 現在は、医療画像診断支援技術によって読影を行う医師をサポートし、見落としや誤診を防ぐとともに、効率的な医療の実現に取り組んでいる。今後、新たに調達した資金によって国内外の市場開拓や販路拡大を図る。また、医療現場へのスムーズな導入とアフターケアの充実を見据え、引受先企業との業務提携も進めていく。

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