米Siemens PLM Software社は3D-CAD「Solid Edge」の次期版「同ST10」に盛り込む予定の機能の一部を、同社主催のイベント「Solid Edge University」(2016年10月25~27日、米インディアナ州インディアナポリス)で公表した。タブレットPC「Microsoft Surface Pro」のペン書きに対応する他、板金モデリング機能の強化、3Dスキャナーからのデータの読み込みと編集といった機能を強化する。

 同社はSolid Edgeの新版を毎年6月ごろに発表している。ST10の発表は2017年6月ごろになると見込まれる。

Microsoft Surface Proのペン書きによるスケッチ

 ペンで自由に形状をスケッチしたり、画像を下敷きにして線を描いたりした上で、押し出して立体化するような操作が可能になる。

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図1 Microsoft Surface Proのペン書き対応機能のデモビデオ
3Dスキャナーのデータの読み込み

 三角形ポリゴンから成るデータ(メッシュモデル)を読み込み、編集する機能を新設する。読み込んだデータをいったん半分にして、平面や円柱面を当てはめ、出来たソリッドモデルをミラーコピーして全体を復元することなどができる。さらに、読み込んだデータをソリッドモデルにせずに、メッシュのまま編集する機能も加える。

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図2 メッシュモデルを平面、円柱面などに変換し、ソリッドモデルを構成する機能
メッシュを半分にして、色分けする(左)。黄色が平面、青が円柱面になる予定の場所。右はソリッドモデルにした様子。
図3 メッシュモデルのまま編集することも可能になる
図3 メッシュモデルのまま編集することも可能になる
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