9月に運転を始めた「アグリソーラー安平」
(出所:日経BP)
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竣工式でのテープカットの様子
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パネルは京セラ製、パワコンはTMEIC製を採用した
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 10月27日、北海道勇払郡安平町で出力約13MWのメガソーラー「アグリソーラー安平」の竣工式が開催された。酒類・食料品販売・太陽光システムなどを手掛けるパスポート(川崎市)が開発・運営する。旧ゴルフ場の敷地に太陽光パネルを約5万枚設置した。今年9月に完成し、北海道電力に売電している。

 式典には、安平町の瀧孝町長を始め、50人以上が出席した。瀧町長は、「安平町は北海道の中でも積雪や災害が少なく、太陽光発電に向いている。荒地になっていたゴルフ場跡地から電気を生み出せることは、町にとっても意義深いこと」と祝辞を述べた。

 事業用地は安平町早来北町にあり、5年前に閉鎖されたゴルフ場「ユニオンジャック・カントリークラブ」の跡地約18万m2を活用した。クラブハウスを解体して周辺を造成したほか、ゴルフ場時代の全18ホールの中で、比較的平坦なフェアウエイにパネルを敷き詰めた。パネルの容量は13.502MW、連系出力は12MWとなる。

 積雪対策のため、太陽光パネルを設置角25度に傾けて設置し、パネル最低部と地面との設置高を1m確保した。EPC(設計・調達・施工)サービスは東芝プラントシステムが担い、太陽光パネルは京セラ製(265W/枚、多結晶シリコン型、荷重対応品)、パワーコンディショナー(PCS)と変電設備は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 安平町では、2015年12月に「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク」が運転を開始しており、太陽光パネルの設置容量で約111MW、連系出力は79MWに達する。「アグリソーラー安平」は、特別高圧送電線に連系するメガソーラーでは町内で2番目となる。この両サイトのほか、町内には高圧配電線に連系したメガソーラーが2サイト稼働済みで、全国でも有数のメガソーラーの集積地域になっている。