カネカが開発した、変換効率24.37%の太陽光発電モジュール
(写真:カネカ)
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 カネカは2016年10月27日、同社が開発する結晶Si太陽光発電モジュールの変換効率が24.37%を達成したと発表した。産業技術総合研究所が測定した。開口部の面積は1万3177cm2と広い。この値は、米SunPower社が2016年6月に発表した同24.1%を抜き、結晶Si太陽光発電モジュールとして現時点の世界最高値といえる。

 カネカは2016年9月に、ヘテロ接合バックコンタクト型の結晶Si太陽電池セルで変換効率26.33%を達成したと発表している(関連記事)。今回は同型のセルを108枚使い、しかもセル間配線の損失低減や光の収集効率の向上などに独自の工夫を加えたことでモジュールでも世界最高水準の変換効率を実現した。

 これらは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトの下で進めた開発の成果だとし、2016年10月31~11月1日に開催する「平成28年度NEDO新エネルギー成果報告会」で詳細を発表するという。