展示した2軸追尾型システム
(撮影:日経BP)
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営農型における1軸追尾型の採用例
(撮影:日経BP)
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 情報通信設備などを手掛けるライフコミュニケーション(千葉市)は、「ふくしま復興・再生可能エネルギー産業フェア2016」(10月19日~20日:福島県郡山市で開催)において、追尾型の太陽光発電システムを出展した。

 同社は、2009年に太陽光発電システムの供給や施工の事業に参入した。追尾型のシステムでは、先行して展開した1軸方式で、営農型(ソーラーシェアリング)の太陽光発電所などに納入実績があるという。

 今回出展した2軸方式は、1基あたり8枚、または10枚の太陽光パネルを支え、太陽の動きに合わせ、電動で東西方向にパネルの向きを変える。この機能によって、角度が固定された通常の地上設置型に比べて、発電量が30~40%ほど増えるという。

 もう1軸は、パネルの設置角となる南北方向で、これは季節ごとに手動で角度を変える。季節ごとに設置角を変える機能は、積雪地向きとしている。冬の積雪時には、設置角を大きくしたり、垂直に立てることにより、雪がパネル上に積もりにくくなる。これにより、積雪期の発電量を比較的多く確保できるという。

 シンプルな構造のため、工期が短い利点もある。この2軸方式も営農型に向くという。

 出力290W/枚の単結晶シリコン型パネルを8枚(合計出力2.32kW)で1基を構成する場合、追尾型システムの価格は9万9800円(税抜き)となり、kW単価は4万2300円になるとしている。この価格は、取り付けるパネルや購入する基数によって変わる。

 製品保証は、架台部が10年間、電気関連部(モーターなど)が3年間となっている。