1. はじめに

 第4回関西高機能フィルム展(2016年10月5日~7日、インテックス大阪)報告の4回目は、住友化学の新規開発材料である、「撥水撥油/防汚コーティング」と「液状ガラス」を取り上げる。

2. 撥水撥油/防汚コーティング

2.1 汚れが落ちやすく、水をはじきやすい

 新開発の撥水撥油コーティングは、透明かつ平滑な被膜であり、水や油をピン止めさせることなく、表面を転がるように滑らせることができる。図1に、未コーティングのものと開発品をコーティングしたものの、汚れの落ちやすさと水滴の滑り性の比較を示す。同図から、コーティングした方はほとんどの汚れを除去でき、水滴のピンニングが見られないことが分かる。

図1 コーティング有無による表面状態の比較
住友化学の資料。
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 独自の分子および組成物の構造設計により、用途に合わせて、硬度、耐熱性、耐候性などを高めることができる。

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