米Dominion社の「Summit Farms」と同じ太陽光パネルを採用し建設された、ノースカロライナ州のメガソーラー
(出所:MIT/SunEnergy1)
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 米バージニア州などをサービス地域とするエネルギー大手のDominion社は19日、ノースカロライナ州東部のカリタック(Currituck)郡で建設中の60MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「Summit Farms」の開発権益を獲得したと発表した。

 同州モヨック(Moyock)近くにある約650エーカー(263万㎡)の用地に建設され、2016年12月の稼働を見込んでいる。

 Summit Farmsは、マサチューセッツ州ボストンのマサチューセッツ工科大学(MIT)、ボストン大学付属病院(Boston Medical Center)、金融ビジネス地区にあるPost Office Square Redevelopment Corporationの3者と25年間の電力購入契約(PPA)を締結している。

 Dominion社はバージニア州およびノースカロライナ州で少なくとも500MWの電力を太陽光で賄うという長期計画を掲げており、今回取得したメガソーラーの権益もその一環としている。

 同社は2015年に20MWのメガソーラーをノースカロライナ州北東部のパスクォタンク(Pasquotank)郡で既に稼働している。2016年には4カ所の連系出力合計で136MW、さらに2017年には2カ所の合計38MWがメガソーラー・ポートフォリオに加わる予定という。

 同社は、発電事業として、サービス地域以外にもカリフォルニア州やジョージア州など8州でメガソーラーを運用・管理している。

 米国では州や市などの自治体、企業や学術機関がクリーンな電力を率先して導入するという流れが加速している。その結果、これまで石炭や天然ガスなど温室効果ガスの排出を伴う従来電源に依存していた大手エネルギー事業者も、メガソーラーやウィンドファーム(大型風力発電所)の建設や権益獲得を急いでいる。