ゴーカートのように運転するだけで雑草を刈れる
(撮影:日経BP)
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太陽光発電所での実演を募集
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 農業・林業向けの機器メーカーである筑水キャニコム(福岡県うきは市)は、「ふくしま復興・再生可能エネルギー産業フェア2016」(10月19日~20日:福島県郡山市で開催)において、乗用型の草刈り機を出展した。

 同社の乗用型草刈り機は、ゴーカートのような形をしたもの。座席の下に草刈りユニットがあり、回転刃が回ることで雑草を刈る。

 運転して敷地内を回るだけで、雑草を刈り取れることから、草刈りによる体力的な負担を軽減できる上、時間当たりの作業効率が大幅に高まる。

 4輪駆動のため斜面にも比較的強いほか、人の背丈に近い高さまで伸びた雑草でも刈れるといった特徴がある。

 回転刃の高さを最大17cmまで上げられる「家族(うち)のまさお」などの実機を展示した。この機種は、小型特殊自動車に分類され、公道を運転して移動できる。軽トラックで運搬できる寸法となっている。

 福島県内では、原子力発電所の事故からの復興に寄与する事業として、メガソーラー(大規模太陽光発電所)が活発に開発されている。草刈りなどの定期的な作業は、復興に向けた経済的な地域貢献として、他の地域以上に地元企業に委託されると見られる。こうした需要を見込み、出展したとしている。

 展示会では、太陽光発電所の現地での実演の要望を募集している。2日目の午前の時点で、8カ所の発電所から要望を受けたとしている。