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トイレでの転倒を防止する「トイレ離座検知システム」

ケアコムがTOTOと協業し、ソリューション提供

2016/10/18 21:39
増田 克善=日経デジタルヘルス
TOTO製前方ボードのスイングタイプ(写真中央)、はね上げタイプ(写真右)の動きを前方ボード用トイレ離座センサーが検知
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TOTO製のトイレ離座センサー専用ウォシュレット
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 ケアコムはTOTOと協業し、トイレ内での患者の転倒防止をサポートする「トイレ離座検知システム」を2016年11月より販売開始する(出荷開始は2017年1月)。ケアコムの病棟業務支援プラットフォーム「NICSS-EX8」などのアドオンシステムとして提供。価格は6万円から(NICSS-EX8、TOTOの温水洗浄便座などは含まれない)。初年度年間500システムの販売を計画している。

 同システムは、(1)トイレ離座センサー(前方ボード用)と(2)トイレ離座センサー(便座用)の2つの離座検知方法を選択、もしくは併用できる。

 (1)は、患者が便座から立ち上がろうとして、立ち座りの補助や座位を保持するTOTO製の前方ボード(スイングタイプ)を前方にスライドしたとき、または前方ボード(はね上げタイプ)を上部にはね上げたとき、トイレ離座センサーが前方ボードの動きを検知してNICSS-EX8に通知する。NICSS-EX8ではパソコン画面上に呼出元を大きく表示し、同時に施設内の職員が携帯するPHSやスマートフォンに通知を行う。

 (2)は、TOTOの温水洗浄便座「トイレ離座センサー専用ウォシュレット」(TOTOウォシュレットテクノの取得特許)が、便座への荷重変化から患者の立ち上り動作を検知して、NICSS-EX8に通知し、(1)同様の動作を行う。

 同システムを利用することにより、転倒リスクの高い患者が便座から立ち上がる動作がスタッフに通知されることで、いち早く介助に駆けつけられるようにし、転倒リスクを軽減できるという。また、非拘束で非侵襲タイプのセンサーであるため患者の負担にならない。トイレ離座センサー(便座用)はセンサーが便座内にあるので清掃性にも優れている。

 医療施設では転倒事故が非常に多く、高齢の患者や認知症の患者の増加により問題はより深刻化している。また、トイレは病室と廊下に続いて転倒事故の発生件数が多く、閉鎖した空間であるためスタッフの目が届きにくいなどの理由から、トイレでの転倒対策が強く求められているという。異業種との協業を拡大しているケアコムは、衛生陶器最大手のTOTOと協業によってトイレにおける安全管理・転倒対策を推進していくとしている。

 なお、同ソリューションは、HOSPEX Japan 2016(2016年10月26~28日、東京ビッグサイト)で展示を予定している。

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