ニュース

豊田自動織機、「太陽光水素」で燃料電池フォークリフト運用

2018/10/15 00:27
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
豊田自動織機高浜工場
(出所:豊田自動織機)
クリックすると拡大した画像が開きます
水素充填設備の完成予想図
(出所:豊田自動織機、東芝エネルギーシステムズ)
クリックすると拡大した画像が開きます

 豊田自動織機は、同社の高浜工場において、同工場内で稼働する燃料電池フォークリフト(FCフォークリフト)向けに水素を製造・圧縮・充填する再エネ水素充填所を設置する。東芝エネルギーシステムズが施工を担当する。10月5日に発表した。

 東芝エネルギーシステムズは、2017年7月に東芝府中事業所(東京都府中市)内に、燃料電池車に太陽光由来のCO2フリー水素を供給する事業所向け「H2One」の営業活動拠点「水素エネルギー利活用センター」を開設し、工場、物流拠点、空港向けに営業活動を展開してきた。

 今回の高浜工場への導入では、既設の太陽光発電システム(三菱電機製、出力190kW)から電力を供給し、CO2フリー水素を製造する。同社の水素事業への取り組みや、モニター画面を通じて水素の製造量や貯蔵量などをリアルタイムで確認できる利便性などが評価されたという。事業所向けシステムとしては初めての受注になる。なお、環境省の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」を活用した。

 また、高浜工場ではFCフォークリフトが6台稼働しており、2018年度内には12台に拡大する計画。優れた環境性能に加えて、約3分で燃料充填が完了するなどの高い利便性が特徴。豊田自動織機では、2016年11月からFCフォークリフトの販売を開始し、これまでに全国の工場や空港などで約80台の導入実績がある。

  • 記事ランキング