冷却ファンは不要
(出所:GSユアサ)
[画像のクリックで拡大表示]

 GSユアサは10月11日、中規模の太陽光発電システム向けに、壁掛式の出力10kVAのパワーコンディショナー(PCS)「三相ラインバックαⅣ」(形式:LBSJ-10-T3C)の販売を開始したと発表した。

 変換効率の高さのほか、耐久性などを特徴とする。主回路の変換素子には、フル構成のSiC-FET(シリコンカーバイトによる電界効果トランジスタ)を採用し、変換効率が96.5%、最大変換効率は業界最高クラスとなる98.0%を達成した。

 屋外設置用の筐体には、アルミダイカスト(鋳造したアルミ合金)を使った空冷を採用し、冷却ファンを不要とした。これにより、塩害が懸念される地域への設置も可能としている。

 停電時には、太陽光発電電力を有効活用できる自立運転出力回路も内蔵している。この自立運転用回路は、単相2線で出力は1.5kVA・100Vとなっている。

 固定価格買取制度(FIT)で要求されている遠隔制御にも対応している。別売のネットワークカード(2017年1月に発売予定)を挿入することにより、遠隔での出力制御を実現できる。

 希望小売価格は110万円(本体のみ、税抜き)で、年間販売目標は1500台としている。