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ルネサス、マイコンに生体センシング用回路

血糖値計向け製品群を発売

2016/10/05 14:28
大下 淳一=日経デジタルヘルス
血糖値計向けマイコンを市場投入
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 ルネサス エレクトロニクスは2016年10月5日、血糖値計や乳酸値計、コレステロール計など、ヘルスケア分野の電池駆動機器向けの16ビットマイコン「RL78/L1Aグループ」6品種を開発し、量産出荷を始めたと発表した(プレスリリース)。バイオセンシング用のアナログフロントエンド回路を搭載。従来は別々の機器で測定する必要があった血糖値とヘモグロビン値を同一機器で測定するといった応用を可能にする。製品機能を即時に評価できるプロモーションボードも併せて発売した。

 新製品の特徴は大きく3つある。第1に、アナログフロントエンド回路にアナログスイッチを内蔵した。測定対象に応じて最適な回路に切り替えることができるため、例えば血液からヘモグロビンと血糖値を交互に測定するヘルスケア機器の開発が可能になるという。

 第2に、リファレンスソフトウエアを提供することで、D/Aコンバーターやオペアンプ、A/Dコンバーター、基準電圧回路などの内蔵アナログフロントエンド機能を使った精度向上が容易になる。第3に、アナログフロントエンド回路上のさまざまな工夫により、動作電圧の大幅な低減を可能とした。血糖値計などの主要な機能である測定機能を、電池寿命ぎりぎりまで正常動作させることができる。

 パッケージ端子数は80ピンと100ピン、内蔵フラッシュメモリー容量は48K~128Kバイト。サンプル単価は端子数100ピンで内蔵フラッシュメモリー容量128Kバイトの製品で300円(税別)である。

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