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沖縄県うるま市で49MWのバイオマス専焼発電、輸入燃料で

2018/10/01 12:46
工藤宗介=技術ライター
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中城バイオマス発電所の完成予想図
(出所:イーレックス)
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 イーレックスが沖縄県うるま市で開発を進めている出力49MWの木質バイオマス発電事業に、九電みらいエナジー、トーヨーカネツ、沖縄ガス、九電工、東京ガスエンジニアリングソリューションズ、沖縄県内地元企業などが出資参画する。9月27日発表した。

 各社は、イーレックスが設立した事業子会社の沖縄うるまニューエナジーに出資する。出資比率は、イーレックスが44.8%、九電みらいエナジーが20.0%、トーヨーカネツが10.0%、沖縄ガスが6.8%、九電工が4.5%、東京ガスエンジニアリングソリューションズが2.7%、地元企業など5社が11.2%。

 事業運営では、イーレックス、九電みらいエナジー、東京ガスエンジニアリングソリューションズ、トーヨーカネツが発電所運営を行ない、九電工が発電所の電気設備工事を担当する。また、沖縄ガスや地元企業などが出資参画することで、地域社会との協調をより強固なものにしていく。

 発電所名は「中城バイオマス発電所」で、インドネシア産のパーム椰子殻(PKS)とマレーシア産の木質ペレットを年間約20〜30万t使用し、一般家庭11万世帯分に相当する年間約35万MWhを発電する計画。CO2削減効果は年間27万200tの見込み。固定価格買取制度(FIT)による売電単価は24円/kWh。

 イーレックスによると、木質バイオマス専焼発電所としては沖縄県内で最大規模という。EPC(設計・調達・施工)およびボイラー製造はJFEエンジニアリングが担当する。2019年6月に着工、2021年7月末に運転開始する予定。

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