2030年に向けて産業界に大きなインパクトを与える技術、ビジネス機会
(出所:矢野経済研究所)
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 調査会社の矢野経済研究所は9月20日、「2020年の日本社会と成長産業」に関するアンケート調査の結果を発表した。

 2016年4月~8月に、国内の上場企業の企画部門の担当者を対象に調査し、272件の回答を集計した。

 2020年度までの日本の実質GDPの成長見通しは、「0~1%」という回答が最も多く、55.1%だった。2%以上の成長を予測する回答者も、全体の3割を越えた。

産業分野別の成長見通しでは、「ICT」(情報通信技術)が2.9%と最も高く、次いで、「サービス業(電気・ガス、陸運、金融、サービス)」が1.5%、「製造業(金属、機械、精密、電機、輸送機械)」と「医療、化学、繊維」が1.2%で続いた。

 2030年に向けて産業界に大きなインパクトを与える技術、ビジネス機会については、「エネルギー」が20.2%と最も高く、「自動運転」が15.8%、「ICT」が14.0%、「VR(Virtual Reality)、ドローン、ロボット」が12.1%、「AI(Artificial Intelligence)」が11.0%と続いた。
 これらは、それぞれが単体として評価されているだけではなく、相互に連携、補完、競合しつつ新しい分野を開発・発展させてゆく要件として、評価されていると分析している。

 「クールジャパン、和食」は2.9%、「農業・養殖」、「防災」、「オムニチャネル、EC」、「人口問題」、「フィンテック」、「環境対策」、「アジア市場」、「TPP、規制緩和」、「労働問題」、「航空・宇宙」などは1~2%台にとどまった。