ニュース

メキシコの太陽光向けファンド、住宅・商業施設向け事業者に

2018/09/27 14:10
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
メキシコの太陽光関連事業者に融資する
(出所:クラウドクレジット)
クリックすると拡大した画像が開きます

 クラウドクレジット(東京都中央区)は、9月25日に「メキシコ太陽光事業者支援ファンド1号」の販売を開始した。赤道に近く日照時間が長いという気象条件から太陽光発電の盛んなメキシコにおいて、商業施設および住宅向けに太陽光発電システムの販売・設置を手掛ける企業(Q社)向けの融資資金として活用する。

 募集金額は500万円で最低投資金額は1万円(追加単位1万円)。運用利回りは2018年10月~2020年10月の約25カ月で、期待利回りは年利11.4%(投資倍率1.245倍)。販売手数料は0円、運用手数料は当初出資額の4.0%(年率換算約2.0%)。分配方式は満期一括。貸付通貨はメキシコペソ。

 メキシコでは、一定期間の電力消費量が所定の水準を超過した場合に「Domesticas de Alta Consumo(DAC、電気の高利用世帯)」と見なされ、高額な料金体系に移行する仕組みを採用している。DAC向け電気料金は、燃料価格の高騰を背景に年々引き上げられており、2017年11月には最大2.4%引き上げられた。

 Q社は、DAC料金体系が適用される世帯向けに太陽光発電システムを輸入販売し、自家発電により省電力を実現するサービスを提供している。同サービスを導入した家庭は、使用電力の一部を太陽光発電で賄うことで電気料金を大幅に節約できるという。

 顧客への直接販売に加えて、太陽光システムの割賦販売サービスを提供するグループ会社の販売プラットフォームを活用するなど、販路拡大に取り組んでいるという。

  • 記事ランキング