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唾液で鉄分の充足状態を測定

ファンケルと古河電気工業が共同開発

2016/09/27 11:02
近藤 寿成=スプール
小型検出装置(左)と測定チップ(右)
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測定チップで検出した結果。矢印部分の線の濃さでフェリチン量を判定できる
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 ファンケルと古河電気工業は、鉄分の充足状態が分かるタンパク質「フェリチン」を唾液から測定する技術を共同開発した。採血なしに、唾液中の微量のフェリチンから鉄分の充足状態を簡単に確認できるという。健康カウンセリングサービスなどへ応用し、食生活など生活習慣改善への意識を高めるきっかけを提供することを狙う。

 鉄分は、不足すると貧血症状や肌荒れ、イライラなどの原因の1つになるとされ、その充足状態は血液中のフェリチン濃度と相関があることが知られている。フェリチンは唾液中にもわずかに存在し、その量は血液中の量と相関するという。

 今回の技術では、唾液中の微量のフェリチンを特異的に測定できる手法として、イムノクロマトグラフィー法を採用。古河電気工業が持つ蛍光シリカ粒子「Quartz Dot」を応用し、高感度な測定を実現した。測定には、測定チップと小型検出装置を使う。測定チップでフェリチンを検出し、小型検出装置でフェリチン量を測る。

 今後、健康カウンセリングサービスに同技術を活用することを目指し、測定の精度向上に向けて、唾液中のフェリチン値と血液中のフェリチン値の関連性を詳細に研究する。さらに同技術を応用し、さまざまな栄養素の充足状態を簡単に測定できる手法を開発していく。

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