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洋上風力の建設コストを低減、NEDOが技術開発へ

2018/09/21 17:53
工藤宗介=技術ライター
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サクションバケット基礎
(出所:NEDO)
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ジャッキアップ型作業構台
(出所:NEDO)
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 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、洋上風力発電施設の建設コスト低減を目指す「洋上風力発電低コスト施工技術開発」に着手する。実証に先立ち、適用する海域の特性を把握し、コスト低減の目標を設定するためのフィージビリティ・スタディ(FS)を実施する。9月10日に発表した。

 日本近海における洋上風力発電の建設コストは、海底地盤に岩盤が多いことや施工インフラが整っていないことなどにより、普及が先行する欧州と比べて約1.5倍かかるという。同事業では、2件の採択テーマについてFSを実施し、低コスト化が実現可能と判断されたものは実証研究に移行して技術を確立し、2022年度までに建設コスト20%低減を目指す。

 採択テーマ「JIP方式による基礎構造の低コスト化技術の調査」では、サクションバケット基礎を対象に、風力発電事業者による協議会を設置し、技術を検証することでユーザーからの低コスト化に向けた技術課題を抽出・検討する。助成予定先は風力エネルギー研究所と日立造船。

 「ジャッキアップ型作業構台を活用した基礎構造物の施工」では、石油採掘リグを改造したジャッキアップ型作業構台を活用することで、着床式洋上風力発電施設の施工および運用保守を効率化する。助成予定先は吉田組、むつ小川原港洋上風力開発、若築建設。

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