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一包化した薬剤の名称と数量を自動判定、富士フイルム

2018/09/21 11:00
増田 克善=日経デジタルヘルス
一包化監査支援システム「PROOFIT 1D」
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一覧表示画面(左)、刻印の強調表示例(右)
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専用パソコンに保存される画像
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 富士フイルムは、分包機を使って一包化した薬剤の名称と数量を自動的に判定する一包化監査支援システム「PROOFIT 1D(プルーフィットワンドース)」を開発した。一包ごとに錠剤の刻印や文字、カプセル剤の色や形などを読み取り、薬局薬剤師の監査業務の負担軽減と正確性向上を支援する。2018年冬の発売を予定している。

 同社が持つ光学設計技術や画像処理技術を活用して、錠剤やカプセル剤の高画質撮影を実現した。独自の画像認識技術により、一つひとつの錠剤・カプセル剤を一包当たり約2秒で高精度に読み取ることが可能という。

 新たに開発した「錠剤の刻印や文字の抽出技術」により、これまで困難だった錠剤の表裏や刻印の向きをそろえた、一包化された薬剤の一覧表示を可能にした。錠剤が立っている、あるいは重なっていると判断された場合には自動ならし機能が作動し、錠剤を散らすことで、錠剤の刻印抽出を高い精度で行える。読み取った刻印を強調表示できる機能も搭載し、モニター画面上で薬剤師が監査しやすい情報を提供できるという。

 監査に使用した画像は専用パソコンに50万包分を保存することが可能。いつでも画像を検索して確認でき、履歴管理を効率的に行うことができる。

 専用回線による通信機能を搭載しており、アプリケーションの更新、薬剤の情報を参照するための画像マスターの登録や更新作業が自動的に行われる。このため、システムの維持管理にかかる業務負担を軽減できるとしている。

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