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太陽光パネルの融資適格性、中国トリナらが最高の格付けを取得

米BNEFが世界中の合計29GWを基に調査、57社をランク付け

2018/09/19 14:00
大場 淳一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 中国の大手太陽光パネルメーカーであるトリナ・ソーラーは9月13日、調査会社の米ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)が毎年発行する太陽光発電パネルのバンカビリティ(融資適格性)に関する調査レポートの最新版で最高の格付けを取得したと発表した(関連記事1)(関連記事2)。

 太陽光発電業界の専門家全員によって完全に融資的確であるとの格付けを3年連続で得ているのは、同社の太陽光パネルだけという。

 なお、中国の太陽光パネル大手としてはもう1社、ジンコソーラーも9月17日、同レポートの最新版で最高の格付けを2年連続で取得したと発表している。

 BNEFは今回、太陽光パネルメーカー57社を対象としたバンカビリティの調査を行った。太陽光パネルメーカーの融資的確性を評価する場合、銀行などの金融機関はメーカーの財務状況、現場における太陽光パネルの実績、メーカーの保証に焦点を当てるという。

 BNEFは世界中の銀行、ファンド、EPC(設計・調達・施工)サービス事業者、独立系発電事業者(IPP)、技術アドバイザーなどに対してアンケート調査を実施した。これらの専門家がそれぞれ関わっている太陽光発電所の設備容量を合計すると、世界全体で29GWに上るとしている。

 さらに、アンケート調査を補完するために、品質調査担当者や技術アドバイザーに対して深掘りのインタビューも実施した。

 今回BNEFのレポートでは、ノルウェーの第三者調査機関であるDNV GLが太陽光パネルの信頼性調査を行いその結果をまとめた報告書「PVモジュール信頼性スコアカード」からも引用している。

 同調査において両社は、2014年以降4年連続で「トップ・パフォーマー」の認定を受けている(関連記事3)。

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