米Sunpreme社が米東部に建設した12.8MWのメガソーラー。両面ガラス構造の太陽光パネルを採用した太陽光発電所としては世界最大という
米Sunpreme社が米東部に建設した12.8MWのメガソーラー。両面ガラス構造の太陽光パネルを採用した太陽光発電所としては世界最大という
(出所:Sunpreme社)
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 米Sunpreme社は12日、米国東部で出力12.8MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を完成、稼働させたと発表した。

 同社はカリフォルニア州サニーベールを拠点とするベンチャー企業で、太陽電池と太陽光パネルの開発や製造を行っている。太陽光パネルの製造工場は、中国・上海の南西部、浙江省嘉興市にあるとしている。

 今回、稼働したメガソーラーは15MWの太陽光発電クラスターの一部であり、両面ガラスタイプの太陽光パネルを採用したメガソーラーとしては世界最大という。

 同社が開発したフレームレス対称構造の太陽光パネル「GxB370W」を採用している。変換効率は21.5%、開放電圧(Voc)が725~735mVと相対的に高く、温度係数が-0.28%/℃と低いという。

 この特性は同社が「ハイブリッド・セル技術(HCT)」と呼ぶアモルファスシリコン薄膜とスプリットPIN接合により実現され、太陽電池セル(発電素子)の高効率性と内部抵抗(シャント抵抗)の低さに起因しているという。

 同社の会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるAshok Sinha博士は、「Sunpreme社の太陽光パネルは、ストリング(直流回路)レベルで、より高いAC/DCピーク出力比、より良い低照度特性(kWpあたりkWh)を達成し、結果的に優れた均等化発電原価(LCOE)を実現した」とする。

 同社の太陽光パネルは変換効率が21.5~23.5%であり、世界の25カ国で採用実績があるという。