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図1 TESSが販売する「COGY」

 「車いすの歴史は2600年ぐらいある。その間に、数々の人が立ったり歩いたりすることを諦めてきた。今回の受賞をきっかけに、たくさんの人に『諦めないでいいんですよ、こういうものが日本発であるんですから』と、知ってもらえればと思う」(TESS 代表取締役の鈴木堅之氏)。

 全日本シーエム放送連盟(ACC)が主催し、優れた広告などを表彰する「2017 57th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」の「クリエイティブイノベーション部門」で、TESSが販売する車いす「COGY(コギー)」がグランプリを獲得した(発表資料、図1~2)。「今後、歩ける、歩けないのはざまにいる人が、ものすごく増える。(COGYは、それらの人たちが直面する問題を解決した、)これからの日本にまさに必要なデザインとテクノロジーだと思う」(同部門の審査委員長を務めた東京大学教授の暦本純一氏)。

 同部門は2017年に新設されたばかりで、「世の中を動かす可能性のあるアイデアとテクノロジーの掛け算で産み出されたプロダクト&サービスと、プロトタイプを表彰」(ACC)するもの。「今回の受賞作品が今後のこの部門を形作ると言って過言ではない」(暦本氏)としており、数ある社会問題への取り組みの中でも、人の身体能力を改善する技術やデザインの重要性を高く評価した格好だ。

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図2 グランプリを受賞
「GRANDPRIX」パネルの左側が暦本氏、右側が鈴木氏

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