N8900APVシリーズ(写真:キーサイト・テクノロジー)
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 キーサイト・テクノロジーは2016年9月8日、ワンボックス型1500V太陽光発電(PV)アレイ・シミュレーション・ソリューション「N8900APV」シリーズについて、太陽光発電シミュレーター(SAS:Solar Array Simulator)コントロールソフトウエアに静的/動的最大ピーク電力トラッキング(MPPT)テスト機能を追加すると発表した(ニュースリリース)。

 欧州規格EN50530(2010年4月)に基づく静的/動的MPPTテストが実行できる。同規格では、太陽光発電インバーターの設計者が最大ピーク電力トラッキングアルゴリズムの評価や競合他社と比較するテスト規格などを規定する。グリッドに接続された太陽光発電インバーターの全体効率に対する業界標準として広く受け入れられているという。

 直感的なGUI(カーブワークスペース)を使用して、太陽光発電のI-V曲線を作成・表示し、N8900APVへダウンロードできる。ユーザーは、ダウンロードしたI-V曲線を使ってPVインバーターの最大パワーポイントを観測し、MPPTアルゴリズムを解析できる。PmpやVmpなどのテストパラメーターを入力して“Start Test”をクリックするだけで、静的および動的なEN50530 MPPTテストを自動実行し、テストで得られたすべてのログファイルを作成する。

 このほかにも、今回のソフトウエアアップデートには、BenchVueプラットフォームとの統合が含まれる。販売価格は、N8900APVシリーズが約200万円。SASコントロールソフトウエア「DG8901A」プロ版ライセンスが約30万円。なお、DG8901Aには、30日間の無料試用版も用意した。