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常総市にメガソーラー稼働、農山漁村再エネ法の枠組み活用

中利ソーラーが建設、売電収入の3%を地域に還元

2018/09/05 18:27
工藤宗介=技術ライター
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常総市板手町第四MW発電所
(出所:中利ソーラーホールディングス)
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 中利ソーラーホールディングス(福岡市)は、茨城県常総市に太陽光パネル容量2.851MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「常総市板手町第四MW発電所」を建設した。7月31日から試運転を開始し、8月31日に売電を開始した。

 耕作放棄地となっていた約4万m2に太陽光パネルを1万560枚設置した。パワーコンディショナー(PCS)の連系出力は1.99MWで、年間発電量約300万kWhを見込む。これは、一般家庭約700世帯分に相当し、年間約94万3500kgのCO2削減効果に相当する。

 事業主体は同社100%子会社のスペースエンジニアA合同会社(福岡市)。太陽光パネルは中国テルサンソーラー製、PCSは中国ファーウェイ製を採用した。施工会社は、横浜環境デザイン(横浜市)、O&M(運営・保守)サービスはアドラーソーラーワークス(横浜市)が担当する。筑波銀行から融資を受けた。発電した電力は全量売電する。買取価格は36円/kWh。

 国・市・地元・発電事業者が連携して開発し、同市では初となる「農山漁村の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の促進に関する法律(農山漁村再エネ法)」の枠組みを活用して、計画・建設した。同法にもとづき売電収入の3%を地域に還元する。

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