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出力制御による損失を補償、ネクストエナジーが低圧太陽光向けに

2018/08/31 20:13
工藤宗介=技術ライター
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出力制御率が20%を超過した分について年間10万円を上限に補償する
(出所:日経BP)
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 再生可能エネルギー関連事業を手掛けるネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は、電力会社の出力制御によって売電が制限された場合の収益減少を補填する「MAXIFIT出力制御補償サービス」を8月29日から提供する。

 対象は、設置容量10kW以上50kW未満の事業用低圧連系案件で、同社の太陽光発電システムパッケージを新規で購入した発電事業者となる。

 再生可能エネルギーに対する「出力制御」は、再エネの発電量が増え、電力系統全体の需給バランスを維持できないと予測された場合、1日前に電力会社から発令される。需要規模に対して再エネ導入の早かった、九州電力と四国電力管内では、すでに発令される可能性が高まっている。発令された場合、対象となった発電事業者は売電収益が減少する。

 「MAXIFIT出力制御補償サービス」は、出力制御による売電金額の損失分について、年間の出力制御率が20%を超過した分について補償する。補償期間は納入月の翌々月1日から5年間。補償金額の上限は年間10万円まで。

 同社の太陽光発電システムパッケージ(太陽光パネル、パワーコンディショナー、遠隔監視装置)の新規購入者に無償で添付する。低圧連系システムで、出力制御機器として同社製「ソラジット ミニ」を使用する。出力制御データに「固定スケジュール」を採用する場合は非対象。

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