Northwester2洋上風力発電事業の位置
(出所:住友商事)
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稼働済みの洋上風力発電設備(参考画像)
(出所:住友商事)
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 住友商事は8月27日、ベルギーの洋上風力発電事業開発運営会社であるパークウィンド(Parkwind)が開発中の「Northwester2」洋上風力発電事業の株式30%を取得し、同事業に参画したと発表した。

 パークウィンドは、ベルギー大手小売チェーンのコルホイトグループ及びフランダース州投資会社PMV傘下の洋上風力発電事業開発・運営会社。

 同事業は、ベルギー沖約52km、水深約40mの北海海域に単機出力9.5MWの風車23基を建設する。総発電容量は約219MW 。2018年内に着工し、2020年の完工を目指す。住商は、パークウィンドと共に開発・建設・操業に取り組む。

 欧州での洋上風力事業は、発電コストの削減を狙い風車の大型化が進んでおり、今回の事業で採用する9.5MWの風力発電設備は、全高190mに達し、運転開始時点では世界最大規模の量産型風車となるという。

 年間で約21万世帯に相当する電力を供給する見込み。総事業費は約900億円で、資金はノンリコースによるプロジェクトファイナンスを主体に調達する。

 住友商業は、これまでも日本、欧州、米国、南アフリカ、中国で風力発電事業に携わり、現在はベルギーで2件(ノースウィンド:216MW、ノーベルウィンド:165MW)、英国で2件(ギャロッパー:336MW、レースバンク:573MW)の大型洋上風力発電事業に参画している。Northwester2洋上風力発電事業は、パークウィンドとのベルギーにおける4件目の共同事業となる(うち1件は売却済み)。

 パークウィンドとは、ベルギーをはじめ他国での再生可能エネルギー案件や新技術分野での協業についても検討を進めているという。