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米フロスト&サリバン、TMEICに対し4年連続で「グローバル・アワード」

2018/08/30 09:23
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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米フロスト&サリバンによる「2018年グローバル・カンパニー・オブ・ザ・イヤー・アワード」
(出所:TMEIC)
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TMEICが米テキサスに新設したパワーエレクトロニクス工場
(出所:日経BP)
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 東芝三菱電機産業システム(TMEIC)は8月28日、米大手コンサルティング会社のフロスト&サリバンから、「2018年グローバル・カンパニー・オブ・ザ・イヤー・アワード」の最優秀賞を受賞したと発表した。

 インダストリアル・パワーエレクトロニクス部門で授与された。TMEICが「グローバル・アワード」を受賞したのは、今回で4年連続となる。

 フロスト&サリバンは、市場調査、分析、コンサルティングなどをグローバルに展開しており、独自の調査により各業界で傑出した業績を挙げた企業を表彰する「ベストプラクティスアワード」を毎年実施している。同アワードは、アジア太平洋、グローバルなどの市場ごとに選定し、「グローバル・アワード」は、その中で最高位に位置づけられる。

 授賞理由には、産業用パワーエレクトロニクス分野での高い顧客評価などが挙げられているという。具体的には、太陽光発電向けパワーコンディショナー(PCS)やUPS(無停電電源装置)、モータードライブ(駆動)システムなどになる。

 加えて、CO2 削減・持続可能な未来に向けた 「PEiE コンセプト」の提唱も評価の対象となった。同コンセプトは、「Power Electronics in Everything」の略で、「あらゆる分野でパワーエレクトロニクスが活躍する」というメッセージを打ち出した。

 TMEICは、太陽光向けの大型PCSで国内トップシェアを維持しているほか、グローバル戦略を強化している。2018年5月末時点で、全世界出荷量の累計は15GWに達し、その内訳は、日本8231MW、北米3035MW、インド2911MW、中国446MW、中南米312MW、欧州・アフリカ21MW、東南アジア15MWとなっている。

 海外では、インドと北米での伸びが目立っている。そこで同社は、2017年8月に米国、同年10月にインドでPCSなどパワーエレクトロニクス製品の新工場を相次いで稼働させた。新工場を弾みに、2020年には両市場を合わせ、PCSを主体にパワーエレクトロニクス全体で約260億円の売り上げを目指すとしている(関連記事:現地生産を進め、パワコンで世界トップ狙うTMEIC・前半)(関連記事:同・後半)。

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