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IoTベンチャー、営農型太陽光向けシステムを開発

2018/08/29 21:48
工藤宗介=技術ライター
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静岡県磐田市の「スマートブルー磐田農場」
(出所:MOVIMAS)
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MOVIMAS AGR TYPE-R2
(出所:MOVIMAS)
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MOVIMAS AGR TYPE-R2 無線カメラ
(出所:MOVIMAS)
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 IoT関連ベンチャーのMOVIMAS(東京都新宿区)は8月24日、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)向けIoTソリューションの提供を開始すると発表した。参考価格は約100万円。

 スマートブルー(静岡市)が静岡県磐田市に8月2日開所したコミュニティ型次世代ICT農業モデル「スマートブルー磐田農場」に、同ソリューションを提供した。

 営農環境計測(温度、湿度、土壌EC、pHなど)、太陽光発電の発電量や故障も同時に監視し、点滴灌水システム、側面ビニール開閉の遠隔制御をひとつのシステム内で完結した。また、ライブカメラのほか、生育状況に合わせて移動できる無線カメラや営農日記機能などを備えた。製品名は「MOVIMAS AGR TYPE-R2」。

 太陽光パネルは、固定価格買取制度(FIT)を利用した売電用パネルと、農場内で使用する電気をすべて賄う自家消費用パネルを設置できる。同時に導入した蓄電池により、天候に左右されず営農を継続できる。大規模災害などの停電時も井戸用ポンプ、夜間照明、コンセントが利用可能で、地域の防災拠点として活用できる。

 オムロン製のパワーコンディショナー(PCS)と蓄電システムを活用した。2016年9月に発表したオムロンとの協業を受けて開発した。オムロンの一次代理店として、出力9.9/10/12/375kWのPCSと容量6.5kWhの住産共用フレキシブル蓄電システム「KPACシリーズ」を、MOVIMASのIoTソリューションと組み合わせて提供する。

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