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「太陽光+燃料電池」で省エネ、近鉄不動産の分譲住宅

2018/08/29 20:14
工藤宗介=技術ライター
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近鉄学研奈良登美ヶ丘住宅地 第21期分譲住宅の完成イメージ
(出所:近鉄不動産)
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 近鉄不動産(大阪市)は、各戸に太陽光発電と燃料電池を併設した分譲住宅の販売を開始した。2つの電源を持ち、排熱を活用することで、オール電化と比べて一次エネルギー消費量を約55%削減できるという。

 奈良市中登美ケ丘で開発を進める「近鉄学研奈良登美ヶ丘住宅地」分譲住宅の全8戸(21期分)で、出力2.1kWの太陽光発電システムに加え、家庭用燃料電池コージェネレーション(熱電併給)システム「エネファーム」を全戸に標準装備する。8月25日から分譲を開始した。

 京セラ製の太陽光発電システムを採用した。パワーコンディショナー(PCS)は出力5.4kWで、太陽光パネルは顧客の要望に応じて拡張可能。また燃料電池コージェネは、停電時に最大約700Wを自立運転専用コンセントに電力を供給できる。

 燃料電池システムは、都市ガスを改質して水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電するとともに、同時に発生する熱でお湯を沸かして給湯に使う。送電ロスが少なく発電時の排熱を有効に活用できるため、総合エネルギー効率が高いのが特徴。

 2つの電力供給システムにより、オール電化と比べて一次エネルギー消費量を約55%削減し、CO2を約75%削減した。CO2排出削減量は年間約3.5tで、スギの木約250本分に相当する。また、ガス給湯器の住宅と比べて、光熱費を年間約22万5000円削減できるという。

 木製軸組工法2階建てで間取りは4LDK。延べ床面積は107.58~120.11m2。分譲価格は5490万~6290万円(税込み)。竣工は2019年1月末、引き渡しは同年2月中旬の予定。

 同住宅地は、近鉄けいはんな線・学研奈良登美ヶ丘駅に位置する。2013年から分譲開始し、これまで約270世帯が入居している。

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