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富士フイルム、米大医学部とAI画像診断の共同研究

2018/08/28 17:45
増田 克善=日経デジタルヘルス

 富士フイルムは、人工知能(AI)技術を活用した医療画像診断システムの開発に関して米インディアナ大学医学部(Indiana University School of Medicine、以下IUSM)と共同研究契約を締結した。富士フイルムの画像処理技術やAI技術とIUSMの読影・臨床知見を融合することにより、医師の画像診断プロセスやノウハウを取り込んだAI技術を開発する。また、グローバル展開を見据え、医師の診断ワークフローを支援する最適なシステムを探索する。

 IUSMは、米国内に17の病院を擁する米国内有数の高度先端医療機関であるインディアナ大学病院と提携しており、画像診断の知見やノウハウを豊富に有している。まずは富士フイルムのAI技術によって、(1)加齢や臓器不全などの疾患によって全身の筋力や身体機能が低下するサルコペニアを対象とした診断・治療支援の可能性、(2)脳神経領域での病変候補の検出および定量化による読影支援の可能性、について共同で検証していくとしている。

 富士フイルムは、医師の診断ワークフローを総合的に支援するAI技術を活用した画像診断支援システムの研究開発を進めており、複数の自社開発プロジェクトを推進している。一方、国内外のAI技術ベンダーとも積極的にパートナーシップを組み、各社のAI技術を同社システム上で利用できる仕組みの開発を進めている。

 また、医療機器の保守サービスに活用できるAI技術の開発も進め、これらの領域で活用できるAI技術を「REiLI(レイリ)」というブランド名称で展開し、各市場のニーズやワークフローに適したソリューションとしてグローバルに提供していく予定という。

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