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名大発ベンチャーPREVENT、重症化予防特化のコンソーシアム

愛知県内の14の健康保険組合と共同で

2018/08/28 14:15
近藤 寿成=スプール

 名古屋大学発ベンチャーであるPREVENTは、愛知県内の14の健康保険組合と共同で、重症化予防に特化したコンソーシアムを立ち上げた。保険者横断型のデータベースで重症化予防の効果的実証法や費用対効果を分析していく。

 これまでの健康保険組合の保健事業は、医療機関に通院していない加入者を対象としたものがほとんどだった。その一方で、PREVENTによる独自調査では、各健康保険組合での一人当たり医療費の上位20%の加入者の合計医療費が、全体医療費の約80%を占める構造になっている現状にあるという。つまり、健康な人の病気の発症予防だけでなく、既に医療機関で治療中の人に対する疾病の重症化予防が、医療費適正化に向けた大きなポイントになるというわけだ。

これまでの取り組みと今回の事業の違い
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 今回のコンソーシアムでは、各保険者が持つデータを匿名化した上で集約し、共通のデータベースを構築する。主治医と連携しながら医療専門職から健康づくり支援を受けられるPREVENTのスマホアプリサービス「Mystar」の実証を行うとともに、名古屋大学と連携して保険者が持つビッグデータを解析し、医療費予測や重症化予防の効果測定を実施する。

PREVENTのスマホアプリサービス「Mystar」
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 なお、Mystarはモバイルアプリとモニタリング・デバイスを活用して生活習慣を見える化するサービス。医療専門スタッフと2週間に1回の電話面談を通じて、一人ひとりに最適な形でサポートを行う。

 これにより、ビッグデータを用いた予測アルゴリズムを精緻化し、これまでにない費用対効果の高い重症化予防ソリューションの構築を目指す。今回のコンソーシアムの活動は、厚生労働省「平成30年度高齢者医療運営円滑化等補助金事業における『レセプト・健康情報等を活用したデータヘルスの推進事業』」に採択された。

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