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山形県、2カ所の小水力発電所を竣工、合計178kW

2018/08/24 14:26
工藤宗介=技術ライター
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 山形県が県内2カ所で建設を進めていた小水力発電所がこのほど竣工した。8月27日に遊佐町の「平津小水力発電所」の竣工式を、8月31日に酒田市の「日向川小水力発電所」の竣工式を開催する。

 「平津小水力発電所」は、月光川の頭首工から取水する「月光川左岸幹線用水路」の流下水を利用したもの。最大出力は60.1kW、年間発電量は一般家庭110戸分に相当する363MWhを見込んでいる。

 「日向川小水力発電所」は、日向川の頭首工から取水する「両止幹線用水路」の流下水を利用したもの。最大出力は118kW、年間発電量は一般家庭203戸分に相当する670MWhを見込んでいる。

 東日本大震災を踏まえて2012年に策定した「山形県エネルギー戦略」に基づき、2014年度から建設を進めてきた。発電設備は、富士電機製の軸流プロペラ水車を採用した。施工は、地元の事業者である渡会電気土木(山形県鶴岡市)が担当した。

 山形県では、県内4カ所の浄水場・量水所内に小水力発電設備(合計最大出力480kW)を備える(下図)。このほか、長井市の野川土地改良区に「野川小水力発電所」(最大出力198kW)を2014年11月から稼働開始している。このほかにも、現在4カ所で小水力発電所の建設を進めている。

山形県で稼働中の鶴岡量水所小水力発電所の設備(最大出力199kW)
(出所:山形県)
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