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272MWの大型水力で湛水式、大林がラオスに建設

関電子会社など出資、2019年2月に運開へ

2018/08/24 10:18
工藤宗介=技術ライター
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建設中のナムニアップ1水力発電所
(出所:大林組)
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上空から見たナムニアップ1水力発電所の建設地
(出所:大林組)
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 大林組は、ラオスの首都ビエンチャンから北東約150kmに位置するナムニアップ川で水力発電所の建設を進めている。2014年10月に本格着工し、これまでに全体工事の進捗率95%を達成。2018年5月に湛水セレモニーを実施した。2019年2月の運転開始を目指す。

 「ナムニアップ1水力発電所建設プロジェクト」は、ラオスとタイの国境を流れるメコン川の支流であるナムニアップ川に水力発電所を備えた主ダムと逆調整ダムを建設するもの。大林組はダム本体、発電所、管理用道路などの土木建設工事を担当する。

 主ダムは高さ148m、堤頂長530m、堤体積約200万m3の大きさで、総貯水量は22億m3と、黒部ダム(約2億m3)の11倍、国内最大の貯水量の徳山ダム(約6.6億m3)の3倍以上の規模となる。堤体構造には急速施工の可能なRCC(Roller Compacted Concrete)工法を採用し、3年半で堤体打設を完了した。

 主発電所の出力は272MWで、発電した電力はタイ電力公社(EGAT)に売電する。逆調整発電所の出力は18MWで、ラオス電力公社(EDL)に売電する。売電期間は27年。

 関西電力の100%子会社であるオランダKPIC Netherlands(KPN)が45%、EGATの子会社EGAT International(EGATi)が30%、ラオス政府全額出資の投資法人Lao Holdings State Enterprise(LHSE)が25%を出資して設立されたNamNgiep1 Power Companyが事業主体となる。

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