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諏訪市に10MWのメガソーラー稼働、日新商事

絶滅危惧種の食草に配慮し、開発区域を変更

2018/08/23 11:25
工藤宗介=技術ライター
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NSM諏訪ソーラーエナジー発電所
(出所:日新商事)
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 ガソリンスタンド運営などを手掛ける日新商事の連結子会社であるNSM諏訪ソーラーエナジー合同会社は、長野県諏訪市に「NSM諏訪ソーラーエナジー発電所」を建設し、8月1日から売電開始した。

 立地は諏訪市四賀霧ケ峰の山林約16万m2で、長野県から林地開発許可を取得して開発した。当初の計画区域の一部に県が絶滅危惧I類に指定するフサヒゲルリカミキリの食草が自生していることが分かったため、該当エリア(約4ha)を開発区域から外すなど環境保全に配慮した。

 太陽光パネルを約3万8000枚設置し、出力は約10.0MW。年間発電量は一般家庭約3000世帯分に相当する約1万2000MWhを見込み、これは約6400tのCO2削減効果に相当する。発電電力は中部電力に全量売電する。固定価格買取制度(FIT)による売電単価は36円/kWh。

 EPC(設計・調達・施工)サービスはNTTファシリティーズが担当した。太陽光パネルは中国レネソーラ製、パワーコンディショナー(PCS)はスイスABB製を採用した。地形の保全・安全、景観の維持に努めることなど、地域住民と協定を締結して開発を進めた。

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