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仕事付き高齢者向け住宅、モデル事業を3施設で拡大展開へ

新たにカゴメもモデル事業に参入

2018/08/20 16:00
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス

 介護施設などで高齢者に仕事をしてもらい、社会参加を促す。そんなコンセプトで経済産業省が提唱している「仕事付き高齢者向け住宅」。そのモデル事業が拡大展開する運びとなった。

 社会福祉法人 伸こう福祉会と東レ建設、カゴメは、3社による「仕事でイキイキ高齢者健康寿命延伸事業」が経済産業省の2018年度健康寿命延伸産業創出推進事業に採択されたと発表した。昨年度に伸こう福祉会と東レ建設が行っていた仕事付き高齢者向け住宅のモデル事業を引き続き実施する格好だ。

 昨年度は、伸こう福祉会が神奈川県藤沢市で運営する介護付き有料老人ホーム「クロスハート湘南台二番館」に住んでいる要支援から要介護3までの高齢者を対象にモデル事業を行った。具体的には、東レ建設の「トレファーム」を用いた野菜の栽培や施設内軽作業を仕事として行ってもらい、仕事に応じて謝礼を支払った(関連記事)。

畑仕事をしている様子(写真提供:伸こう福祉会)
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 今回の事業では、クロスハート湘南台二番館に加えて、同じく伸こう福祉会が神奈川県藤沢市で運営する「クロスハート湘南台・藤沢」と「クロスハート石名坂・藤沢」に入居している高齢者も対象とする。

 さらに、かねて野菜や健康に関するセミナーを開催してきたカゴメもモデル事業に参入し、同社の管理栄養士などが地域住民や地域企業社員を対象にセミナーを開催する。いずれは、介護施設に入居する高齢者がセミナーの講師として仕事ができるようにしたい考えだ。

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