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営農型太陽光で「ラジコン型草刈機」、次世代農法を検証

2018/08/09 13:09
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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イタリアの重機メーカー製のラジコン型草刈機
(出所:ギガソーラー)
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 営農型の太陽光発電に関するコンサルティングを手掛ける千葉エコ・エネルギー(千葉市)は7月20日、営農型太陽光発電所(ソーラーシェアリング)において、大型のラジコン型草刈機を使う実地試験を実施すると発表した。

 ラジコン型草刈機による、「緑肥麦」の刈り取りを検証する。緑肥麦は、緑肥(土にすき込んで肥料にする植物)用の麦で、収穫を目指す植物とともに植え、一定以上に伸びてきたら刈り取る。

 千葉市緑区大木戸町にある営農型太陽光発電所を実施会場とする。2018年4月に営農を開始しており、サツマイモやサトイモなどを栽培している。

 今回の実地試験は、ラジコン型草刈機を取り扱うギガソーラー(東京都港区)と共同で実施する。

 ギガソーラーは、O&M(運用・保守)サービスの一環として、イタリアの重機メーカー製のラジコン型草刈機を使った太陽光発電所の草刈りを手がけている(関連コラム)。

 千葉エコ・エネルギーによると、ラジコン型草刈機を営農型の太陽光発電所で使う利点は、トラクターなど、通常の農業機械のように人が搭乗する必要がなく、後ろからコントローラーで操作できることを挙げている。これによって、より細やかな操作が可能となるため、一定の間隔で支柱の立つ営農型太陽光発電所に適しているという。

 今後、草刈機をはじめとするラジコン型の農機などで農作業の電化や自動化などを進め、営農型太陽光発電所における次世代型農業や農法を確立したいとしている。

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