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三井化学、インドで太陽光パネルの認証事業、試験場を新設

2018/08/09 11:26
工藤宗介=技術ライター、金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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インドでの事業展開イメージ
(出所:三井化学)
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愛知県田原市に建設した出力50MWのメガソーラー
(「出所:日経BP)
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 三井化学は8月7日、インドの関連会社Mitsui Chemicals Indiaを通じて同国グジャラート州に太陽光パネルの認証試験場を設置すると発表した。同社は2014年から日本国内で太陽光発電システムの診断事業を推進しており、パネルや発電所の診断などで培ったノウハウを活用する。

 独PI Photovoltaik-Institut Berlinの支援のもと、太陽光パネル認証試験場を今年10月に着工し、2019年3月に完工する予定。同年8月からBIS(Bureau of Indian Standards、日本のJISに相当する)認証試験の受け入れを開始する。BIS認証試験の実績を積み上げることで、将来的には太陽光パネルや発電所の診断事業につなげていきたい考え。

 インドでは7%近い経済成長が続き人口も増加していることからエネルギー需要が拡大し、太陽光発電所の導入計画も急増している。インド政府は、粗悪な太陽光パネルの流入防止策として、7月からすべての設置プロジェクトごとに使用パネルのBIS認証取得を義務化している。

 三井化学は愛知県田原市に出力50MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)と出力6MWの風力発電設備を併設したハイブリッド型の発電所を運営している。同発電所では、4メーカーの太陽光パネルを採用するなど、パネルや発電設備の評価・分析手法の開発に取り組んできた(関連記事:国内最大の太陽光・風力のハイブリッド発電所)。

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