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定置用Liイオン蓄電池、43%増の5万台、2017年度の出荷量

2018/08/03 09:46
工藤宗介=技術ライター
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定置用Liイオン蓄電システムの出荷実績(台数)
(出所:JEMA)
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定置用Liイオン蓄電システムの出荷実績(容量)
(出所:JEMA)
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 日本電機工業会(JEMA)は7月27日、2017年度の定置用Liイオン蓄電システムの国内出荷実績を発表した。

 台数ベースでは2016年度比43%増の4万9481台、容量ベースでは、同比36%増の32万4609kWhとなった。2011年度からの累計では、台数ベースで17万5273台、容量ベースで125万6803kWhとなった。

 国内の定置用Liイオン蓄電システム市場は、東日本大震災を機に防災対策、エネルギー管理向けとして市場が拡大しはじめ、経済産業省による補助金の交付が開始された2012年度は台数ベースで2011年度比490%増、容量ベースで同495%増となり、急速に普及が進んでいる。

 調査会社のシード・プランニングは定置型蓄電池市場を独自に分析しており、それによると、2024年度には、市場全体で約3700億円規模に拡大し、住宅用と業務用の販売台数は42万台に達すると予測する。

 2019年度以降、固定価格買取制度(FIT)の買い取り期間の終了するユーザー向けに自家消費の提案が本格化するとし、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー住宅)やVPP(仮想発電所)向け需要の増加や価格低下などにより、市場拡大が続くとしている(関連記事:定置型蓄電池の国内市場、「大規模」抜きでも約3700億円に)。

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