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焼酎粕をメタン発酵、宇佐市でバイオガス発電所が稼働

2018/08/03 06:30
工藤宗介=技術ライター
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宇佐バイオガス発電所
(出所:未来電力)
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 未来電力(大分県宇佐市)は、焼酎を蒸留した際の副産物である焼酎粕(かす)を利用するバイオガス発電所「宇佐バイオガス発電所」を宇佐市日足地区に建設し、7月27日に落成式を開催した。

 焼酎粕をメタン発酵させてバイオガスを生成し、ガスエンジンを使って発電する。焼酎メーカーから焼酎粕を回収して活用することで発電コストを抑えた。これまで焼酎粕は産業廃棄物として処分されていたが、処理にかかるコストが高いことが課題だった。

 また、発酵後に残る消化液から液肥を、固形物から堆肥を生産する。同社の関連会社がバイオガス発電所の隣接地で運営するカボス農園で活用するほか、日足地区の農家には無償で提供し、その他の地区には販売する。

 1日約30tの焼酎粕を処理する能力を持ち、発電設備の出力は600kW。年間発電量は約303万kWhを見込み、これは一般家庭約840世帯分に相当する。プラントの設計・製造は日本プライスマネジメントが担当した。総事業費は約10億円。発電した電力は九州電力に売電し、年間1億2000万円の収入を見込む。

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