スズキが2017年8月3日に発表した2017年度第1四半期(2017年4~6月)の連結決算によると、世界販売台数は前年同期に比べて9.7%増の74万1000台であり、過去最高となった。2016年度通期ではアジアで販売を減らしたが、2017年度第1四半期は全ての地域(日本、インド、欧州、アジア)で販売台数を増やした。

 販売台数を地域別に見ると、主力のインドは同14.3%増の36万8000台である。セダンの「Ciaz(シアズ)」や「Dzire(ディザイア)」の販売が好調だった(図1)。欧州は同19.8%増の7万台となった。クロスオーバーSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)の「イグニス」などが販売増加に寄与した。

図1 インドの販売増加に寄与した「Dzire」
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 日本も同8.1%増の16万台である。軽自動車の「ワゴンR」や小型車の「スイフト」などの販売が好調で、軽自動車は同9.2%増の13万2000台、小型車は同3.3%増の2万8000台である。

 苦戦していたアジアの販売台数も、同10.3%増の3万8000台となった。インドネシアでイグニス、タイでCiazの販売が好調だった(図2)。

図2 「イグニス」の販売はインドネシアなどで好調
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