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独社製の監視システム採用、パシフィコ・エナジーが特高メガソーラーで

2018/08/02 13:30
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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遠隔監視システムの表示画面の例
(出所:メテオコントロールジャパン)
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 太陽光発電の遠隔監視システムを手掛けるドイツmeteo controlの日本法人、メテオコントロールジャパン(東京都新宿区)は8月1日、国内で2カ所・合計出力約97MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)から受注したと発表した。

 meteo controlは、メガソーラーで先行したドイツを中心に遠隔監視システムを展開している(関連ニュース)。世界で約4万5000カ所・合計出力13GW以上の太陽光発電所で採用されているという。

 今回受注したのは、いずれもパシフィコ・エナジー(東京都港区)が開発している、特別高圧送電線に連系する予定のメガソーラーとなる。

 両メガソーラーのEPC(設計・調達・施工)サービスを担当する東洋エンジニアリングとの間で遠隔監視システムの販売契約を締結した。

 一つは、岐阜県郡上市に立地する、太陽光パネル容量約55MW、連系出力42MWの「パシフィコ・エナジー美並メガソーラー発電所」である(関連ニュース)。

 ゴルフ場跡に開発し、発電事業者は特定目的会社(SPC)のパシフィコ・エナジー美並で、2019年7月に売電を開始する予定となっている。

 もう1カ所は、福島県いわき市に立地する、パネル容量約42MW、連系出力25MWの「パシフィコ・エナジーいわきメガソーラー発電所」である(関連ニュース)。

 山林を開発し、こちらもSPCのパシフィコ・エナジーいわきが発電事業者となり、2019年8月に売電を開始する予定となっている。

 メテオコントロールジャパンによると、今回の2カ所のほかにも、パシフィコ・エナジーが開発・運営しているメガソーラーからの受注実績があるという。これまで3カ所・パネル容量で合計約170MWの発電所から受注していた。今回の2カ所が加わり、5カ所・267MWに増えた。

 パシフィコ・エナジーのメガソーラー向けには、ローカルなSCADA(産業用制御システム)を応用した遠隔監視システムを提供しており、インターネットの接続環境に左右されずにリアルタイムで発電状況を監視できる。

 このほか、機能性の高いポータルサイトにおいて、発電所のパフォーマンスを評価したり、さまざまな分析やレポートを作成できるとしている。

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