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大阪府のクールスポット事業に太陽光、エコスタイルが提供

2018/07/31 11:38
工藤宗介=技術ライター
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クールスポット整備のイメージ
(出所:大阪府)
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 エコスタイル(東京都千代田区)は、大阪府が公募する「クールスポットモデル拠点推進事業」に協賛し、同事業で構築するクールスポットに電力を供給する太陽光発電設備を無償で提供する。同社のCSR(企業の社会的責任)活動の一環としている。7月27日に発表した。

 クールスポットモデル拠点推進事業は、屋外空間における夏の昼間の暑熱環境を改善することを目的に、民間の敷地内にクールスポットをモデル的に創出するもの。最大2事業者を公募により選出し、大阪府環境保全基金を活用して経費(工事費・部品購入費・広報費など)の2分の1(上限400万円)を補助する。

 クールスポットには、打ち水ルーバーやミスト発生器、散水設備、日除け(高日射反射塗装やフラクタル日除け)、遮熱塗装、再帰性フィルム、保水性塗装、地上部緑化など、人が涼しく感じる場所を整備する。

 エコスタイルは今回、クールスポットを構成する打ち水ルーバーやミスト発生器、散水設備などを稼働・維持するための電力を供給する自家消費型太陽光発電設備を無償で設置する。出力は約10kW(太陽光パネル約30枚程度に相当)以内。設置する箇所は、事業者のクールスポットの設計に応じる。

 クールスポットと自家消費型太陽光発電設備を合わせて整備することで、地球温暖化対策とヒートアイランド現象対策の両方に貢献する。系統電力が近くにない大きな公園や広場でもミスト発生器などを設置し、昼間の時間帯に稼働できる。また、非常時には避難場所として活用することも可能になる。

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