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「再エネ100%」の新メニュー、アーバンエナジーが企業向けに

イケア・ジャパンの施設に先行的に供給

2018/07/26 06:30
工藤宗介=技術ライター、金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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「ゼロエミプラン」の仕組みイメージ
(出所:JFEエンジニアリング)
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 JFEエンジニアリング子会社の電力小売り・アーバンエナジー(横浜市)は7月24日、「再生可能エネルギー比率100%」で「CO2排出係数ゼロ」の企業・団体向け電力メニュー「ゼロエミプラン」の販売を開始すると発表した。既にイケア・ジャパンが運営するすべての施設に先行的に供給した。

 固定価格買取制度(FIT)を利用している設備を踏む太陽光・風力・バイオマス発電所から電力を調達する。ただ、FIT電気には、環境価値がないため、国による制度でゼロエミッション(CO2排出係数ゼロ)価値が認められたJクレジット、非化石証書を購入して、環境価値を付加する。

 同社は、すでに全調達電力量の約40%が太陽光・風力・バイオマス(専焼・廃棄物)などの再エネ電源由来になっているという。今回の「ゼロエミプラン」では、同社のこうした高い再エネ取扱比率を生かしたとしている。

 同プランにおける再エネの電源構成は非公表だが、ごみ発電によるバイオマス比率分の再エネ電力は利用しないとしている。

 価格のみでなく環境価値も重視する企業や団体を対象とした。利用料金は契約内容により異なるが、通常料金より割高になるという。

 近年、環境意識の高い企業が増えており、「RE100」加盟企業など事業運営のすべてを再エネで賄うニーズが高まっていることから、同プランをラインアップに追加した。

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