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三菱商事、オランダで730MWの洋上風力の建設を開始

2018/07/06 08:00
工藤宗介=技術ライター
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Borssele III/IV洋上風力発電プロジェクト予定地
(出所:三菱商事)
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DGEが参画する英国沖の洋上風力発電
(出所:DGE)
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 三菱商事は、同社の英国100%子会社Diamond Generating Europe(DGE)を通じて参画するオランダ・Borssele(ボルセレ)III/IV洋上風力発電事業の建設を開始した。6月29日に発表した。

 オランダ沖合約22kmの北海海域に、総出力約730MWの風力発電設備を設置する。これは、約82.5万世帯の電力消費量に相当する。2019年中に洋上での据付工事に着手し、2021年に運転を開始する予定。

 合わせて、同事業の株式の一部をスイスのインフラファンドであるPartners Groupに譲渡した。これまではオランダ企業のEneco、Royal Dutch Shell、Van Oordとの4社で開発を進めていたが、今後は5社体制で事業を推進する。

 建設工事を開始した後の出資比率は、Partners Group45%、Royal Dutch Shell社20%、DGE15%、Eneco社10%、Van Oord社10%となる。総事業費は約1800億円。

 欧州では2030年までに50GW(5000万kW)の洋上風力発電の導入が見込まれている。ESG投資の機運が高まるなか、建設前のリスクが下がった段階での再生可能エネルギー事業への参画を希望する事業者・機関投資家が増えているという。

 三菱商事では、DGEを通じて同事業を含む4件、総発電容量2GW(200万kW)超の洋上風力発電事業に参画している。2030年までに発電量の20%超を再エネ由来とする目標の早期達成を目指す。

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