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日本工営とYUSO社、ベルギーで蓄電池活用サービスを共同開発

2018/07/03 15:18
工藤宗介=技術ライター
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 日本工営は6月28日、ベルギーを本拠地にアグリゲータービジネスを展開するYUSOと協業し、特別目的会社(SPC)「Ruien Energy Storage NV」を設立したと発表した。送電系統運用者が第三者から電力を購入する市場を持つベルギーにおいて、蓄電池を活用した周波数調整サービスなどの共同プロジェクトの開発を進めていく。

 Ruien Energy Storageは、25MWの蓄電システムを新設・系統に接続し、周波数を調整して電力品質を維持する「アンシラリーサービス」と、電力価格の低い時間に積極的に充電し、高い時間帯に放電することで収入を得る取引(アービトラージ)のプロジェクトを開発する。2018年内にプレエンジニアリング(設計、積算、系統連系協議など)、2020年初旬の運転開始を目指す。

 日本工営は、周波数変動に対応する蓄電池制御システム「NK-EMS」を独自開発し、2018年2月から英国でアンシラリーサービスを提供している。また、YUSOは、ベルギーやオランダ、フランスを市場としてアグリゲータービジネスを提供し、周波数調整と同時に市場取引を行うノウハウを持つ。

 共同プロジェクトでは、日本工営はEPC(設計・調達・施工)およびプロジェクトの保守を含む技術的なマネジメントを、YUSOは蓄電システムのオペレーションを担当する。日本工営によると、共同プロジェクトの開発段階から携わることで蓄電ビジネスを構築するノウハウを得て、日本でも周波数調整を含むデマンドレスポンス(DR)技術を高度化した事業展開を順次進めるという。

アンシラリーサービス事業のイメージ
(出所:Ruien Energy Storage NV ホームページ)
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