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府中・調布市、深谷市、伊那市で地域新電力、再エネを地産地消

2018/07/02 12:41
工藤宗介=技術ライター
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地域創生における地域エネルギー事業(府中・調布まちなかエナジー)の位置づけ
(出所:日本アジアグループ)
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府中・調布まちなかエナジーの事業スキーム
(出所:日本アジアグループ)
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ふかやeパワーのパンフレット表紙
(出所:ふかやeパワー)
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 地域新電力会社の設立が相次いでいる。2017年12月に「府中・調布まちなかエナジー」(東京都府中市)、2018年4月3日に「ふかやeパワー」(埼玉県深谷市)、6月20日に「丸紅伊那みらいでんき」(長野県伊那市)がそれぞれ設立された。いずれも再生可能エネルギーの地産地消を目指すとしている。

 府中・調布まちなかエナジーは、日本アジアグループ傘下のJAG国際エナジー(東京都千代田区)と、東京都調布市を創業地とする再エネ事業者であるエコロミ(東京都千代田区)が共同設立した。6月から事業開始した。

 府中市、調布市および周辺地域を対象に、再エネや卸電力市場から電力調達して公共施設や小中学校、高齢者福祉施設、民間施設などに電力供給する。将来的には、域外への供給により「都市と地方の連携」を促し「地域創生」の先導を目指すとしている。

 ふかやeパワーは、再エネを活用した電気小売事業を手掛け、その収益を活用して市民サービスを提供する。10月から公共施設への電力供給、2019年に民間への電力供給および市民サービスを開始する。出資比率は深谷市が55%、みやまパワーHDが30%、深谷商工会議所が5%、ふかや市商工会が5%、埼玉りそな銀行が5%。

 丸紅が設立した丸紅伊那みらいでんきは、伊那市の協力のもと電力小売事業を主軸とした地域密着型生活関連サービス事業を検討する。丸紅の100%子会社である三峰川電力は、伊那市に小水力発電所を所有し、2000年から同市に電力を供給してきた。今後、丸紅伊那みらいでんきを通じて、さらなる地域活性化に貢献するとしている。

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