ニュース

系統連系して売電できるマイクロ水車、NTN製品化

2018/06/27 09:00
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
系統連系用NTNマイクロ水車
(出所:NTN)
クリックすると拡大した画像が開きます

 NTNは、既存の水路に置くだけで発電できる「NTNマイクロ水車」の新モデルとして、系統連系システムを装備し発電電力を売電できる「系統連系用NTNマイクロ水車」を開発し、7月から販売開始する。

 発電電力0.4kW、1kW、2kW用の3モデルを用意した。参考価格は、発電電力1kWモデルで200万円以内になる見込み。2027年に50億円の売り上げを目指す。

 発電機で発電した交流電力をコントローラーで直流電力に変換。その後、パワーコンディショナー(PCS)で交流電力に再変換することで系統に送電して売電できる。同社によると、これまで小水力発電装置で系統連系システムを備えたものは市場になかったという。

 水路の流量に応じて水車翼の回転数などを常時監視・制御して発電電力を最大化する最大電力点追随制御(MPPT:Maximum Power Point Tracking)を標準装備した。また、台風などによる増水時や定期保守などの際、一時的に水車翼を水流から引き上げられる機構「イージーリフタ」にも順次対応する。

  • 記事ランキング