ファースト・ソーラー、60MWのメガソーラー着工、「道の駅」に太陽光寄贈

2019/06/17 11:37
工藤宗介=技術ライター
南山城村・伊賀市太陽光発電所の配置図
(出所:ファースト・ソーラー・ジャパン)
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「道の駅」太陽光発電システムのイメージ
(出所:ファースト・ソーラー・ジャパン)
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 米太陽光パネル大手の日本法人、ファースト・ソーラー・ジャパン(東京都千代田区)は、京都府南山城村にメガソーラー(大規模太陽光発電所)「南山城村・伊賀市太陽光発電所」の建設を進めている。2022年12月に運転開始する予定。

 同村と三重県伊賀市にまたがる約80haに建設する計画で森林法・砂防法に基づく開発許可、送電線の占用許可などを受けた。1月23日に事業会社のファースト・ソーラー・ジャパン・プロジェクト6合同会社と南山城村が開発協定を締結し、3月1日に着工した。

 太陽光パネルの出力は60.5MW、連系出力は37.5MW。約1万5000世帯分に相当する年間発電量を見込む。米ファースト・ソーラー製の太陽光パネルを採用する。発電した電力は中部電力に全量を売電する。買取単価は36円/kWh。

 今回のプロジェクトに関して、同社は、地域社会貢献の一環として同村の「道の駅」に出力約50kW太陽光発電システムを寄贈する。年間30tのCO2削減効果が見込まれ、長期的には道の駅の購入電力量を約10%削減する見通し。このほかにも「南山城村グラウンド・ゴルフ場(仮称)」も寄贈する。

 同発電所の建設では地域住民の一部が反対運動を行っている。同村は、建設・運営に十分注意して進めてほしいとの意見書を京都府に送付し許可を得たと説明している。